素材やコーティングについて

シルバーはどういうように黒ずみが発生するのか、また、主要の素材であるステンレスやタングステンなどの素材について説明します!

シルバーの黒ずみについて

シルバーの黒ずみ

シルバーアクセサリーは、その高級感と美しい輝きで多くの人に愛されていますが、時間が経つと黒ずみが目立つことがあります。 この黒ずみは「硫化銀」と呼ばれる現象で、空気中の硫黄分や皮脂、汗が反応してできるものです。

シルバーの黒ずみ

また、柔らかい金属のため、傷がつきやすく、デリケートに扱う必要があります。その分、定期的なお手入れをすることで本来の輝きを取り戻せるため、手間をかけることを楽しめる人には向いています。

主要な3つの素材

  • つけっぱなしで使える

  • 手入れが簡単で多様なデザインが楽しめる

  • 金属アレルギーのリスクが少ない

  • シルバー925

    柔らかいシルバー925は加工が容易なため、繊細なデザインや個性的なスタイルも豊富に楽しめます。

  • タングステン

    非常に硬度が高く、傷がつきにくい金属です。重量感と高級感を併せ持ち、鏡面のような美しい光沢を放ちます。

※金属素材は個々にメリットとデメリットがございますので、特徴をご理解の上でお客様のお好みに合わせてご選択ください。それぞれの商品の素材については、各商品ページ「商品仕様」欄の「素材」にてご確認くださいませ。

コーティング(メッキ)の種類

ジュエリーやアクセサリーで使用されている表面コーティング(メッキ)には大きく分けてイオンプレーティングと、電気メッキ2つの種類がございます。

それぞれの技術や特徴について、簡単にご説明いたします。

金属との密着性が非常に良く、 耐食性・耐摩耗性も優れているコーティング技術です。工業製品に多く使用されています。
主な効果は電気メッキと同じですが、 耐久性に明らかな違いがあります。
当店スタッフの経験では1年ほど使用しても目立った剥離はほとんど見られませんでした。
当店のステンレス・タングステン製品は、9割以上の商品にイオンプレーティングを使用しています。

「地の金属の色味や表面の荒れをキレイに見せる」「金属が空気や水に触れる事を防ぎ劣化を予防する」といった効果があります。
当店スタッフの経験では半年~1年ほどで摩耗によりコーティングが剥がれてくる傾向があります。
コーティングが剥がれた場合には黒ずみが目立つようになりますので、お手入れが必要です。
当店でも、僅かですが一部のパーツに電気メッキが使用されています。

つけっぱなしでのご使用について

ステンレス・タングステン・チタンがおすすめ!

傷つきにくくて、黒ずむ事が少ない 「ステンレス・タングステン・チタン」 がおすすめです。お手入れが簡単で、金属アレルギーの方でも肌に優しくお使いいただけます。また、金属アレルギーの方はシルバー925や合金、純度の低いゴールド(K10等)のつけっぱなしでのご使用はお避けください。

温かいお湯に注意!

「ステンレス」 と 「レザー・ひも・コード」 といった異なる素材同士を繋げる場合には接着剤を使用しています。 使用している接着剤にもよりますが、 「温かいお湯」 につけることで接着が弱まってしまう可能性がございますのでご注意ください。 

留め金がマグネットの場合は水を避ける

留め金部分に「マグネット」 を使用している商品がございます。マグネットは「非常に錆びやすい」素材ですので、錆びの原因となる 「水」に接触する状況でのご使用はお避けください。

イオンプレーティングのコーティングなら長持ち

つけっぱなしでのご使用は「コーティングの摩耗・剥離」 のスピードを早めます。 剥がれにくい 「イオンプレーティング」にてコーティングされた商品がおすすめです。

留め金は「カニカン」が外れにくい

当店の商品には様々な留め金がございます。「つけっぱなし」でご使用いただく場合には、「カニカン」の留め金を使用している商品が外れにくいのでおすすめです。 また、【就寝時】などは留め金が緩みやすくなりますのでお気を付けください。